メーカー横断のアップサイクル食品が完成! “食の未来を考える” 試食イベントは大盛況でした。

SEE THE SUNが事務局を務める大手食品メーカーの共創コミュニティ「Food Up Island」は、
原料の残渣(ざんさ)をアップサイクルした食品を開発し、
2023年3月25日(土)、食の未来を考えるイベント「Food Up Cycle」でお披露目しました!

チケットは完売。100人の方にご来場いただきました。
イベントページはコチラ https://foodupisland230325.peatix.com/
 から。(※ 現在は募集・販売していません)

Food Up Islandは、
「ワクワクできる食を通じて、循環型社会の実現と社会課題解決を目指す」という志をもとに、
食品メーカー各社(※)からメンバーが集っています。

その活動の一つが「Food Up Cycle」プロジェクトです。

フードロスのない未来を目指そうと、
2022年、アップサイクル食品の共同開発に着手しました。
A社の製造過程で出てくる残渣や端材といった「原料ロス」を、
B社が新たな食品へと生まれ変わらせるというコンセプトです。

業界横断での新たな試みは1年がかり。
イベント当日は、来場者のみなさまに下記などの8点を試食して頂きながら、
各メーカーの担当者から開発に込めた想いや、裏話をご紹介しました。

・トマトジュースを絞った後の原料を練り込んだモッツァレラチーズ
・乳製品をつくる過程で出てくる「ホエイ」やチョコレート原料の役目を終えた「カカオハスク」などを使ったビール
・ビールの絞った後の原料を使ったパンやクッキー
・酒粕をつかったディップソース
*商品はいずれも会場限定での試食

アップサイクル食品を通じて、来場者のみなさまと「食のワクワク」を共有しながら、
フードロスのない社会など、食の未来について語り合いました。

※ Food Up Islandに参画するのは、カゴメ株式会社、亀田製菓株式会社、キリンホールディングス株式会社、サッポロビール株式会社、株式会社ニチレイ、森永製菓株式会社、森永乳業株式会社の7社です。

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メーカーとしては、未来の社会を考えて、知恵を絞って開発していても、
時に、お客さまが本当にそれを求めているのか分からなくなることがあります。
様々なジレンマや障壁もつきものです。


そんななか、来場者のみなさまが喜んでくださり、驚いてくださり、楽しんでくださったことが、
改めてFood Up Islandメンバーのモチベーションとなりました。

これからもFood Up Island、そしてSEE THE SUNは、
食の未来に思いを馳せ、
お客さまと食のワクワクを共有しながら、
つくり手同士で手を取り合って、
新しい価値を共創していきたいと思います。