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インスタグラムで人気が爆発、パクチーでどんなジャンルの料理も美味しくしてしまう「パクチーボーイ」として人気のエダジュンさん。管理栄養士として料理の総合的な栄養価についても考えながら「見て楽しい、うれしい」料理を作り続けています。ゼンミートについては「歯ごたえの楽しさ」を大事に、美味しいレシピを考えていただきました。
子どもの頃からいつも「食」が共にある
ここ3年ほどの間にインスタグラムで瞬く間に有名になったエダジュンさん。でも「料理すること」への思いは、物心ついたときからあったそうです。
「僕は東京生まれですが、母方の伯母が地方で喫茶店をやっていて、物心ついた頃から、そこへ行くたびにワクワクしていました。小学校のときには『僕もお店をやって料理を出したい』と思うようになっていましたね。それで、大学で管理栄養士の資格をとって、アルバイトも羽田空港の飲食店に行って。就職はスープストック東京で、店長、本社勤務と働かせてもらいました。物流の仕事から、カロリー計算など、いろんな仕事をしましたね。僕は生まれてこの方、ずーっと『食』と共にあります」
まっすぐで一生懸命なエダジュンさんは、どこか子どものような純粋さをもつ人です。
大好きな「パクチー」に絞り込もうと思った
やがて料理研究家として独立したエダジュンさん。当初は「男子料理研究家」として活動していましたが、思うようには仕事は来なかったと言います。そこで気づいたのは「あれもできる、これもできる」では目立たないということでした。
「『スープストック東京』がなぜあんなに人気があるのか、と考えたんです。それはスープに絞りんでいるから。だったら、ひとつの食材に絞り込んで突き詰めてみたらどうかと思って」
そこで彼が目をつけたのが、まだ今ほど人気がなかったパクチーでした。
「まず、自分自身パクチーが大好きでした。パクチーはいろんな食べ方ができて、毎日食べても飽きない。コリアンダーとして、香菜として、世界中で使われているハーブであり、野菜です。パクチーを通して、世界中の料理を発信することができると思いました」。
よろこばれるレシピは味に想像がつくけど意外な組み合わせ
エダジュンさんは、毎日、パクチーの料理を作って、インスタグラムにアップすることにしました。
「やり始めた頃のフォロワーは30人ぐらいでした。それでも、# パクチーという人の写真を見にいってコメントしたり、パクチーつながりを増やしていった。インスタを見ていると、今のトレンドもわかるし、レシピをつくる上で、どういうものがウケるのかを知るツールにもなっていきました」
よろこばれるレシピも徐々に分析していきました。
「味に想像がついて、再現性はあるけれど、意外な組み合わせ。今も、みんながどんなものが好きなのか、試作をあげてみて『作ってみたい』というコメントがあるかどうかを判断する基準になっています」。
料理を見て「楽しい」「うれしい」気持ちを大切に
インスタグラムでエダジュンさんが学んだことは「インスタ映え」よりも大事なことがあるということでした。
「料理の見た目がきれいだということだけじゃなくて、見て楽しい、見てうれしい、っていう感情をもってもらいたいなと思ったんです。食べることで大事なことは、美味しさと健康。カロリーなどの数字にとらわれることではなく、より多くの品目を美味しく食べること。たくさんのものが入っていて美味しそうと、目で判断することも大事だと思うのです」
彼は料理研究家としてだけでなく、その裏づけとして管理栄養士という立ち位置も忘れていないのです。
ゼンミートの魅力は「食感の楽しさ」
ゼンミートとソイチーズの料理を依頼されたときは「正直、難しいなあ」と思ったというエダジュンさん。
「でも調味料ひとつでまったく違う料理になったり、しっかりしたスパイスが引き立つのが面白いと思いました。食感や噛みごたえがとてもいいですね。何より、小麦粉や卵や肉にアレルギーがある人も一緒に食べられるのは素敵なことだと思います」
ゼンミートはブロックを鶏の唐揚げのように。ソイチーズは「とろける」性質を生かし、チーズフォンデュに。
「ゼンミートのブロックを使い、ローズマリー風味のスープにしても美味しかったです。まだまだいろいろチャレンジできそうですね」
うれしく楽しく食べる。みんなで囲むテーブルに似合うレシピが生まれました。
エダジュンさんによるレシピ紹介
エダジュンさんのブログ・書籍紹介
【ブログ】
・エダジュン オフィシャルブログ「パクチーに恋して」
【書籍】
・パクチー! パクチー! パクチー! (NHKまる得マガジン)
・野菜たっぷり具だくさんの主役スープ150: これ1品で献立いらず!
・エスニックつくりおき
・パクチーボーイのかんたんパクチーレシピ100!
・クセになる! パクチーレシピブック
【撮影協力】デニオ総合研究所